ドラマ

トップナイフ第4話『コルサコフ症候群』ってどんな障害?実例は?

2020年2月1日(土)天海祐希主演のドラマ『トップナイフ』第4話が放送されました。

第4話では記憶に関わる脳障害の患者が登場しましたが、その中で記憶が3分しか持たず、60歳代なのに自分を33歳だと思っているという患者が登場します。

この障害はコルサコフ症候群という脳障害でした。

コルサコフ症候群とはいったいどんな障害なのでしょうか?

どんな実例があるのか調べてみました!

 

【トップナイフ】コルサコフ症候群ってどんな障害?

 

コルサコフ症候群に関して、Wikipediaでは以下のように解説しています。

コルサコフ症候群(コルサコフしょうこうぐん)は、脳の機能障害によって発生する健忘症状である。

ロシアの精神科医セルゲイ・コルサコフ(英語版)にちなみ、命名された。

後に、ビタミンB1の欠乏によって起こることがわかったため、同じくビタミンB1の欠乏によって起こるウェルニッケ脳症と合わせて「ウェルニッケ・コルサコフ症候群」としてまとめられる場合がある(ただし両者は違う病気である)。

視床背内側核または両側乳頭体の障害で生ずる。大脳の萎縮を伴うこともある。

ウェルニッケ・コルサコフ症候群という名称であるが、障害が側頭葉のウェルニッケ野に生ずるというわけではない。

病像はウェルニッケ脳症とかなり違っており、それが慢性化した状態ではない。

主な原因はアルコール依存症に由来する栄養失調とされるが、外傷や脳卒中など、その他の器質的原因によって起こる場合もある。

長期記憶の前向性健忘と見当識の障害を伴う逆向性健忘が、同時に起こる。健忘に対し、作話でつじつまを合わせようとすることも特徴である。

思考や会話能力などの知的能力に、目立った低下は見られない。コルサコフ症候群の患者は被暗示性が強く、過去の記憶と妄想の区別がつかなくなる。

ウェルニッケ脳症は回復可能とされているが、コルサコフ症候群は若干改善することはあっても基本的には不可逆的障害である。ウェルニッケ脳症とは違い、意識障害を含まない概念である。

引用:Wikipedia

 

また、メディカルノートには以下のような記載がありました。

概要

コルサコフ症候群とは、記憶障害を主症状とし、不可逆的な(もとに戻らない)神経障害を伴う認知症のひとつです。正常な脳の活動保持に必要なビタミンB1の欠乏で発症リスクが高まります。

アルコール中毒と関連したビタミンB1欠乏によるウェルニッケ脳症の続発症として発症することが典型的であり、ウェルニッケ-コルサコフ症候群と呼ばれます。そのほか、エイズやがんなどと関連して発症することもあります。

コルサコフ症候群を発症すると、記憶障害をはじめとした症状が永続的に残存するため、早期に発症を予見し、適切な治療を受けることが重要です。

原因

コルサコフ症候群の発症リスクは、正常な脳の活動保持に必要なビタミンB1の欠乏で高まります。

身体のエネルギー源のひとつである糖質の代謝には、ビタミンB1は必要不可欠な物質です。全身の臓器の中でも、特に脳は糖質をエネルギー源として依存しており、糖質やビタミンB1の摂取量が減少する状況や脳での両者の需要量が増加する状況では、欠乏による症状が引き起こされます。

ビタミンB1が欠乏すると、脳の正常活動が障害され、記憶にも影響が生じてコルサコフ症候群を発症すると考えられています。コルサコフ症候群では脳細胞が破壊され、出血や瘢痕
はんこん(あと)形成などが生じます。

ビタミンB1欠乏の原因として、慢性的なアルコール中毒が挙げられ、ウェルニッケ脳症を引き起こします。

この段階で適切な治療が行われない場合、コルサコフ症候群が発症します。

そのほか、経口摂取が充分できない状態(たとえば妊娠中のつわりやがんの治療中)でビタミンB1が補充できない場合や、がん、エイズなども原因となります。

コルサコフ症候群の発症には、一部、遺伝子的な素因も関連していると推定されています。

症状

コルサコフ症候群は、ウェルニッケ脳症に続発することが典型的です。

ウェルニッケ脳症では、自分がどこにいるのか・相手が誰なのかわからなくなるなどの見当識障害、周囲への無関心、記憶力や学習能力の低下などがみられます。水平方向での眼振
(がんしん)運動障害、失調性歩行なども挙げられます。

コルサコフ症候群では、記憶に関連した症状がより目立ち、新しいことを覚えることができなくなったり、昔の記憶が思い出せなくなったりします。

社会活動に必要な注意力や社会性は比較的保たれており、少し会話をするだけでは病気であることが認知されないこともあります。

また、自身の病識には乏しい傾向にあります。症状が進行した場合には、全般的な認知症に至ります。

検査・診断

コルサコフ症候群を確実に診断する、血液検査や画像診断所見は今のところ存在しません。

記憶障害などの患者さんの症状やそれまでの経過、アルコールの摂取状況や栄養状態などから判断します。

また、血液検査や画像検査によりほかの病気を否定します。

典型的には、ウェルニッケ脳症から続発するため、頭部CTやMRI検査によりウェルニッケ脳症に関連した所見を確認します。

治療

コルサコフ症候群による神経障害を治すことはできないため、残された機能を可能な限り活用し、症状の進行を食い止めます。

社会機能を保持するためには周囲の環境整備やリハビリテーションが重要であり、ご家族の協力も必要です。

ウェルニッケ脳症の段階であれば治療可能な面もあるため、発症早期に点滴などによるビタミンB1の補充を行うことが重要です。

また、予防がより重要なので普段の食事からビタミンB1を十分に摂取する必要があります。

引用:メディカルノート

 

【トップナイフ】コルサコフ症候群の実例は?

https://twitter.com/topknife_ntv/status/1223588454048518144?s=20

 

トップナイフ第4話では、60歳台なのに、記憶が33歳で止まったままの内田 正(綾田俊樹)という患者が入院してきました。

この男性は記憶が3分しか持たず、コルサコフ症候群と診断されます。

実際、コルサコフ症候群にはこのような症例があるのでしょうか?

調べてみまたところ、以下のような症例がありました。

http://reha.cognition.jp/pdf/2-2/page043.pdf

 

Copyright© やーぬすちゃんねる , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.