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三種の神器見てはいけない理由と皇位継承で伝わる剣鏡勾玉の由来とは

2019年5月1日、天皇陛下の退位を受けて、皇太子さまが新天皇に即位され、皇位継承と共に新しい時代「令和」が始まりましたね。

皇位の継承は、「剣璽等(けんじとう)承継の儀」「即位後朝見の儀」という2つの儀式をもって執り行われ、皇位継承を象徴する重要な場面です。

「剣璽等(けんじとう)承継の儀」は、「三種の神器」を継承する儀式なのですが、この「三種の神器」、もちろん冷蔵庫、洗濯機、白黒テレビのことじゃありません(笑)

代々、皇室に伝わる本物の「三種の神器」。「剣」「鏡」「勾玉」のことです。

代々、新天皇が継承されるわけですが、なんと天皇でさえ見てはいけないとされている宝物なんです!

つまりは、世の中の誰も見たことがないというのが「三種の神器」と言われています。

でも、見た人もいるようなんです.....

三種の神器を見た人とは?

どうして今は、天皇でさえ見てはいけないんでしょうか?

調べてみました。

 

「三種の神器」を見た人は?なぜ今は見てはいけないのか?

 

この三種の神器、天皇でさえ「見てはいけない」とされています。

三種の神器ははるか昔から、見てはいけないものとして、宮中、伊勢神宮、熱田神宮に祀られていますが、それらの本物と形代を見ようとした人や見たという人は存在するようです。

平安時代には、冷泉天皇が八尺瓊勾玉を見ようとして箱を開けようとすると白煙が出て来たので驚いて見るのを止め、
陽成天皇は草薙の剣を見たところ剣が光り、驚いた陽成天皇が投げ出すと、独りでに草薙の剣は鞘に戻ったといいます。

また、江戸時代本物の草薙の剣を祀る熱田大神で、神主が古くなった神剣の櫃を新調しようとした時、本物を見てみようと4,5人の宮司が見たそうです。

その後、神主は島流しされ、他の人も呪いによって死んでしまったとされます。

しかし、この時の草薙の剣を見た人が、草薙の剣の本物の姿を手記に残したとされます。

明治時代になると、八咫鏡を見たという人が複数人現れます。

しかも、文部大臣や陸軍将校といった人がその見た八咫鏡の裏側にはヘブライ語が書かれていたといいます。

三種の神器をなぜ見てはいけないのかという明確な理由を見つけることはできませんでしたが、歴史上、「見た」というひとが、ことごとく不慮の死を遂げていることから、「呪い」があると考えられているのかもしれません。

 

三種の神器とは?

 

以下の3つの宝物が、「三種の神器」と言われています。

 

【八咫鏡(やたのかがみ)】

1000年以上も前に造られたとされる八咫鏡は、三重県の伊勢神宮に納められていると信じられています。
1989年に今上天皇が即位された際、八咫鏡だけは「剣璽等承継の儀(けんじとうしょうけいのぎ)」で継承されず、
皇居の賢所(かしこどころ)で個別に祭儀が行われました。

日本の民話では、鏡は神の力を持ち、真実を映すとされていますが、皇室の儀式では八咫鏡は天皇の知恵を象徴すると言われています。

古事記によると、八咫鏡は伊斯許理度売命(いしこりどめのみこと)という神によって造られ、天照大神(あまてらすおおみかみ)が、
須佐之男命(すさのおのみこと)との不和を理由に天岩戸(あまのいわと)に隠れてしまった(岩戸隠れ)。
困った神々は宴を開いて天照大神を誘い出そうとし、天照大神は八咫鏡に映った自分の写し身に誘われて外に出たと言われています。

倫理学の研究機関「モラロジー研究所」の竹中信介博士によると、三種の神器の中でも八咫鏡が最も神聖とされているそうです。

 

【八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)】

勾玉(まがたま)とは、紀元前1000年ごろから日本で作られ始めたコの字型に曲がったビーズの一種。
もともとは装身具でしたが、後に象徴的な価値を持つようになりました。

璽(じ)とも呼ばれる八尺瓊勾玉は、天照大神の岩戸隠れの際に、玉祖命(たまのおやのみこと)が作って飾ったとされる宝物です。
三種の神器の中では唯一「オリジナル」が残っているとされ、現在は皇居に保管されているとのこと。

 

草薙の剣(くさなぎのつるぎ)=天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)

出展:熱田神社

 

伝説によると、草薙剣は8つの頭を持つヘビ「八岐大蛇(やまたのおろち)」の尾から生まれたとされています。

八岐大蛇に娘を食べられてしまった老夫婦が、最後に残った娘との結婚を条件に須佐之男命(すさのおのみこと)に助けを求めた。

須佐之男命は八岐大蛇に酒を飲ませて退治し、その尾から草薙剣を見つけたというのがその伝説です。

草薙剣はその後、天照大神に捧げられました。

しかし、その由来や所在はほとんど分かっておらず、実在を疑問視する声もあるようです。

12世紀の壇ノ浦の戦いで失われたという説もあったり、この失われた草薙剣もレプリカだった可能性があると言われていたり、最も謎が多い宝物ですね。

 

「三種の神器」の由来とは?

 

元々三種の神器は天皇家の祖、皇祖神の天照大神(あまてらすおおみかみ)が所有していました。
天照大神は高天原という天界にいます。

この天界から今の日本、つまり地上界に持ち込んだのは、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)です。

瓊瓊杵尊は天照大神の孫に当たる神様で、地上の国(葦原中津国)の統治をするために降臨されたといわれる神様です。

これを天孫降臨といいます。

この天孫降臨の際に、天照大神が瓊瓊杵尊に三種の神器を授与され、歴代の天皇が代々継承し、大切に保管して現在に至ります。

天照大神から瓊瓊杵尊に授与されるときに、神勅がありました。

それは、「この鏡を見るときは私を見るのと同じように見なさい。そして鏡は同じ屋根の下、同じ床において、しっかり祀りなさい」というものでした。

この神勅があるために、形代(レプリカ)を作ってでも宮中に祀られているということです。

 

まとめ

本物の写真もイラストも存在しない三種の神器。

その存在もミステリアスですが、「見てはいけない」という理由もミステリアスでした。

しかし、代々の天皇はこの三種の神器を継承することで、

ある意味、天皇としてのパワーを継承されてきたのだと思います。

新天皇はそのパワーをどうお使いになるのか。

きっと、平和と幸福のためにお使いになられることでしょう^^

 

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